ボーナスのおすすめの投資先を5つ紹介します。
管理人も実際に運用しているものもあるため是非チェックしてみてくださいね。
ボーナスを貯金するだけでは、お金が増えない・・・!将来が不安
会社員として働いているとボーナスを貰うことができます。僕も20代の頃は、ボーナスを貰ったらすぐに貯金をしていました。
最初の頃は良かったのですが、あるとき気が付いたのです・・・!
全然お金貯まらないじゃん!
日本の貯金の金利は世界的にも低すぎる。銀行の金利で2倍になるのに7200年必要。
そもそも日本での貯金は圧倒的に不利な状況にあります。日本の貯金の金利は0.01%程度です。
これは100万円を銀行に預けていたら年間で100円の金利を受け取れる計算です。
これって酷くないでしょうか・・・?ATMなどで時間外にお金をおろすのに300円くらい取られるのに100万円あずけて1年で100円ですよ。
金利を計算するのに72の法則というのがあります。金利で2倍になるのにどれだけの期間お金を預ければ良いかすぐに分かります。
100万円あずけたら200万円になるのにどれだけ必要か?ということですね。
72 ÷ 金利 = 2倍になるのに必要な期間
ということで、計算してみます。
72÷0.01=7200
・・・なんと、0.01%の金利ではお金が2倍になるのに7200年も必要とのことです。
今から7200年前って縄文時代ですからね。土器を作って、石で狩りをしていた時代です。
それほどの期間お金を預けるのは事実上不可能・・・。
正直割に合わなさすぎです。
日本では90年代前半までは4%以上、多い時は7%近くの金利があったのにこのざまです。
貯金のデメリット・・・インフレリスク!
貯金の最大のデメリットは、インフレリスクが挙げられます。インフレとは、物価上昇のことです。
日本や世界では約1%~2%のスピードでインフレしておりまして、現金をそのまま持っているとインフレの影響で実質的に損になってしまいます。
具体例を出しますと、今はパンの値段は100円ですが、30年後くらいになるとパンの値段は150円くらいになっている可能性が高いということです。
昭和の頃、車は80万円とかで買えていましたが、今って200万円とか300万円とか必要ですよね。これがインフレです。物価が上がってお金の価値が落ちているのです。
なぜインフレするのか?というと日本や世界がお金を刷り、中央銀行が資金を世の中に出し続けているためです。年間1%~2%程度のインフレを継続した方が、世界経済は成長しやすいため、誘導しているのです。
そのため、貯金を馬鹿正直に続けて放置していると徐々にお金の価値は目減りしていくことになります。
ジリ貧!日本の将来性が不安
日本の将来性ですが、個人的には不安が多いです。特に会社員の場合はですが、
日本人の給料がほとんど上がらない5つの要因という記事に詳しく書かれていますが、実質賃金の伸びがやばいです。
・スウェーデン……138.4
・オーストラリア…… 131.8
・フランス……126.4
・イギリス(製造業)……125.3
・デンマーク……123.4
・ドイツ……116.3
・アメリカ……115.3
・日本……89.7
1997年から2016年までの19年でどれだけ実質賃金が伸びているかを表した表です。
スウェーデンやオーストラリアでは30%以上増えていて、労働者はかなり豊かになりました。アメリカでも15%以上の伸びを出しており労働者の未来はなかなか明るそうです。
対して日本はの実質賃金は約1割も減っています。これって本当に危険だと思います。
日本のこれからは、自衛の時代。国に頼らずに生きていく
ここまで結構暗い話をしてしまいましたが、大切なのは国や労働者の市場に流されずに自分である程度どうにかする必要があります。
その中で投資を行い将来的な資産形成をする、というのは非常に大切な時代となっています。
管理人自身もこういったことに気が付いたのが30代に入ってからで、もっと早く気が付いていればよかったと思います。
ということで、ボーナスを受け取ったら投資がおすすめです。おすすめの投資先をご紹介します。
投資では元本が保証されていないことに注意。
投資では基本的には元本は保証されていません。世界の経済が悪くなったりすれば当然損失を出すことがあります。この点だけは気を付けていきたいですね。投資を行う場合は短期な損失よりも長期的に利益がでるように資産運用していきましょう。
ボーナスのおすすめの投資先5選。資産運用初心者でもOK
債券
【メリット】
債券は株よりもリスクが少なく、企業に返済の義務があるため安全性が高い資産です。
【デメリット】
リターンが少ないというデメリットがあるため、ポートフォリオに少し組み込む程度で十分かと思います。
ソフトバンクグループ株式会社無担保社債
- 期待利回り0.9%前後
- 投資単位100万円以上
ソフトバンクグループ株式会社無担保社債はその名の通り、ソフトバンクが発行する債券です。
簡単に解説すると投資家がソフトバンクグループにお金を指定の期間貸し出して、決められた日に利息を受け取ることができます。
ソフトバンクグループは上場企業であり一般からの認知度も高く比較的安全な債権だと思います。
ただし、ソフトバンクグループが倒産するなどした場合は、元本を失う可能性があることに注意が必要です。
また、還付日が長く、長期的にお金を貸し出す必要があったり、利回りが比較的低かったりといったデメリットもあります。
管理人も以前は興味があって投資を考えていたのですが、利回りが低いため投資を行うのは辞めてしまいました。
国債
- 期待利回り0.05%前後
- 1万円~
国債はその名の通り、国が発行する債券です。元本や利子は国が責任をもって行うため安全性が非常に高い商品です。
金利が上昇しても元本の価格変動はありません。また、金利が下がったとしても最低金利が保証されている商品です。
この商品が元本割れすることが非常に少ないため、元本割れをしたくない方にはおすすめです。
元本割れするのは、日本が経済的に債務不履行となって破綻した場合くらいですが、現実的によっぽど起こりえないと思います。
ただ、国債は利回りが非常に悪くインフレ負けしてしまう可能性が高いため、国債を買うのは最低限の量で良いかと思います。
投資信託
【メリット】
投資信託は株などに広く分散投資ができる
まずまずのリターンが見込める
【デメリット】
リスクはやや高い
自分で最適な商品を選ぶ必要がある
悪質な商品が散見される
ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 期待利回り4%
ニッセイ外国株式インデックスファンドは日本以外の世界への投資を行う投資信託です。
【主な投資先】
1 アップル
2 マイクロソフト
3 アマゾン・ドット・コム
主な投資先としては、やはり米のIT企業が多数を占めています。時価総額が高いためですね。この他にも数百数千の世界中の企業に分散投資を行っているため分散効果はかなり期待できます。
【主な投資先の国】
北米 67.39 %
欧州 24.77 %
中南米 --
アジア・オセアニア 7.58 %
主な投資先の国としては、やはり北米がメインです。他にはEUなどの欧州、アジア、オセアニアにも分散できる投資信託となります。
手数料が非常に安く、年間0.11772%の手数料のみで運用することができます。
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- 期待利回り5%
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)はアメリカの王手上場企業に集中的に投資を行うことができます。
【主な投資先】
- マイクロソフト
- アマゾン
- ジョンソンエンドジョンソン
- ボーイング
などです。
【投資先の国】
- アメリカ
となっています。
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は世界に分散する投資信託よりは、一極集中的な投資に近いため、アメリカの景気が良くなれば大きな利回りが期待できます。
反対にアメリカの景気が悪くなれば急激に成績が落ち込むことがあります。分散効果が落ちるため、他にもポートフォリオに債券や後から解説するロボアドバイザーなどを組み込むと安定します。
より高いリスクを取って高いリターンを狙いたい方は、三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)がおすすめです。
ロボアドバイザー【初心者におすすめ】
【メリット】
- 初心者でも簡単に資産運用ができる
- 全自動で世界レベルの資産運用
- 個別の属性に合わせた資産運用が可能
- 今人気が高まっている
【デメリット】
- 完全に放置ができるため、投資の知識が付きにくい
ウェルスナビ
- 期待利回り5%
ウェルスナビは人工知能(AI)を活用した資産運用です。ノーベル賞受賞者の理論をAIに覚えさせて全てを自動化しました。富裕層しかできなかった資産づくりをスマホで簡単に始められます。
個人的には最も注目している投資方法で、投資や資産運用をやったことがない、という人にはまずオススメしたい投資先です。
管理人も運用をしていまして、こちらの記事で運用成績を報告しています。
⇒評判のウェルスナビをやってみた結果損失が出た。運用実績報告
ウェルスナビって本当に大丈夫なの?と思う方はこちらの記事をご覧ください。
⇒ウェルスナビの安全性、危険性とセキュリティ対策について!本当に大丈夫?
THEO(テオ)
期待利回り5%
THEO(テオ)はウェルスナビの次に人気があるロボアドバイザーです。THEO(テオ)の特徴は1万円からの小額投資ができるという点です。
小さな資金から始めたい方にはおすすめの投資方法です。
テオは管理人も投資していまして、こちらの記事で詳しく解説しています。
⇒THEO(テオ)の評判と私が投資した結果の運用実績を公開!損失も報告中
ウェルスナビとテオで迷っている方はこちらの記事が参考になります。個人的にはウェルスナビがおすすめです。
⇒ウェルスナビとテオはどっちがいい?比較の結果、意外な事実を発見
不動産投資
オーナーズブック
期待利回り4%~7%
オーナーズブックは投資家から資金を預かって不動産に投資するソーシャルレンディングです。
不動産投資は多額の資金が必要ですが、オーナーズブックであれば1万円からの投資が可能です。
オーナーズブックは元々が不動産会社でしたので、不動産に関するノウハウが多く蓄積されています。不動産を担保に業者にお金を出すため資金の回収性が高いと言えます。
ただし、不動産自体の価値が落ちて資金が回収できない、といった可能性も少なからずあります。また、オーナーズブック自体の信頼性が高いわけではないため注意が必要です。
個人的にはソーシャルレンディングという投資方法はややリスクが高いと考えていますので、ロボアドバイザーや投資信託で資産運用することをおすすめしています。