ロボアドバイザー全般

ロボアドバイザーと投資信託の違いを比較

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ロボアドバイザーと投資信託の違いはどこにあるのでしょうか?よく似ている投資先ですが、比較してみると意外な違いがあることがわかります。

  • ロボアドバイザーと投資信託の違いを知りたい
  • それぞれ比較した上で投資する先を決めたい
  • ロボアドバイザーのデメリットはどういうことがあるのか?

こういった疑問について本記事では徹底的に解説しています。それではさっそくチェックしてみましょう。

投資信託とは?

投資信託は、投資家から集めたお金を運用の専門家が株式、債券、不動産などに投資して運用する商品です。

どのように運用するかは投資信託によって異なり、投資家はどの投資信託を購入するか自分で決める必要があります。

投資信託は金融庁から問題提起があったことで、投資家の判断力によって運用成績に大きな差があります。投資について完全に初心者の方には少し敷居が高い投資方法と言えます。

銀行の投資信託、46%の個人が「損」 金融庁問題提起

ロボアドバイザーとは?

ロボアドバイザーは投資家から預かったお金を人工知能(AI)が運用する方法です。投資家の一人一人に合った運用方法を自動で診断し運用します。

人口知能(AI)の発達により徐々に一般的になった投資方法で投資初心者の間で近年人気が高まっています。

有名なロボアドバイザーとしては、ウェルスナビ、THEO、楽ラップなどが挙げられます。テレビCMでおなじみのウェルスナビは人気が高くテレビでもCMされるなど、今注目を集めているロボアドバイザーですね。

 

それではここからはロボアドバイザーと投資信託の違いを徹底的に比較していきます。

ロボアドバイザーと投資信託の違いを比較

それではロボアドバイザーと投資信託の違いを一つずつ確認していきましょう。ロボアドバイザーと投資信託の違いを表にまとめてみました。

【ロボアドバイザーと投資信託の違い】

ロボアドバイザー 投資信託
投資難易度 易しい 中級者向き
個別診断 ×
リバランス
最低投資額 1万円~ 100円~
自動積立
手数料の分かりやすさ ×
購入手数料 無料 約0~3%
運用手数料 1%前後 約0.12~3%
解約手数料 無料 約0%~2%
完全放置が可能か ×
元本保証 × ×
スマホアプリの有無 ×
管理のしやすいさ
NISA ×
種類 少ない 多い

投資難易度はロボアドバイザーの方が易しい

投資の難易度はロボアドバイザーの方が易しいです。

というのもロボアドバイザーは基本的に世界へ分散投資する手法で投資を行います。つまり一つのロボアドバイザーに投資すればそれは、世界に分散投資していることと同じ意味を成します。

ロボアドバイザーの種類にもよりますが、ウェルスナビであれば次のような資産に自動的に分散投資します。

  • 米国株
  • 日欧株
  • 新興国株
  • 不動産

対して投資信託の場合は数千とある投資信託の中から自分に合う投資先を自分で探す必要があります。初めて投資を行う人がどういった投資先に投資をすれば良いか、という判断はなかなかつかないでしょう。

そのため、自分で投資信託を行うには投資の難易度としては中級者クラスの知識が必要になると考えています。

個別診断はロボアドバイザーのみ

ロボアドバイザーでは無料で個別診断を受けることができます。

  • 年齢
  • 年収
  • 金融資産
  • 積立額
  • 投資目的

上記のような点から最適なプランを提案してくれます。どうしてこのようなことを聞くか、というと資産運用において最適なプランが一人一人違うためです。

例えば、年齢が20代の人と60代の人とでは投資の方針は大きくことなります。例えば20代の人が資産運用で損失を出したとしても、20代はまだまだ働き盛りでお金を取り戻すチャンスはいくらでもあります。さらに資産運用を行う期間も長く取れるため、もし損失がでても長い時間をかければ資金を取り戻せるチャンスがあります。

そのため、20代の人は比較的リスクを取りやすい年齢であるといえます。

反対に60代の人であれば、損失を出してしまった場合労働でお金を取り戻すことは時間がかかります。さらに資産運用を行う期間も長く取れないため、資金を取り戻すチャンスは20代の人よりも少ないといます。

ロボアドバイザーでは最初の無料診断でこういった点を確認して年齢や年収にあった最適なプランを自動で診断します。そのため無理のない資産運用を行うことができます。

 

投資信託の場合は、自分の年齢、年収などを考えた上で自分が投資の方針を考える必要があります。本来ならリスクをあまり取れないような人が、リスクがとても大きい投資信託を選んでしまい、大きな損失を出してしまう・・・といった危険性もあります。

しっかりと自分のことを分析できれば良いのですが、資産運用初心者だとなかなかそこまで考えられることができないのが実情です。

 

リバランスはロボアドバイザーが対応

リバランスとは、自動的に資産の再分配をすることです。

例えば、『株50:債券50』の資産割合が最適な人がいたとします。しばらくして景気が良くなり、株の値段が一気に上がったとします。

すると株の値段が上がっているため、『株70:債券30』の割合になってしまいます。こうなると本来の『株50:債券50』という割合からかけ離れた資産分配になってしまいます。

このように資産の値段は常に動きますから、最適な資産割合に保つということを行う必要があります。

そこでリバランスを行う必要がでてきます。『株70:債券30』となった場合は、株を売って、そのお金で債券を買うということを行います。すると『株50:債券50』となって最適な資産割合になりました。

少し難しい話になってしまいましたが、ものすごく簡単に言うと、リバランスとは資産のメンテナンスと考えて頂ければ良いと思います。

では、リバランスを行うのと行わないのでは、どの程度運用成績に影響するのでしょうか?リバランスについては、ロボアドバイザーのTHEO(テオ)がグラフにまとめています。

リバランスありと、リバランスなしでは上記のように成績にわずかな差があります。リバランスを行わないよりは、行った方が良いため、資産運用を行う際にはリバランスの有無にも注意したいですね。

 

このリバランスですが、投資信託では基本的には投資家がリバランスを行うことになります。これが結構手間がかかります。しっかりとリバランスを行うとなると、毎月くらいのペースで自分の投資信託を売ったり買ったりを繰り返す必要があるためです。

ロボアドバイザーであればリバランスは基本的に無料で自動的に行われます。面倒な手間がかからずに、しっかりと運用してくれるためとても助かります。

 

最低投資額は投資信託の方が有利

最低投資額は投資信託が強いです。大手のSBI証券や楽天証券では100円から投資信託を購入することができます。

缶ジュースを購入するよりも低い額で投資をスタートすることができるのはすごいことだと思います。

とはいえ、ロボアドバイザーも負けていません。流石に投資信託のように100円から購入することはできませんが、少額投資は可能です。

ロボアドバイザーはTHEO(テオ)が1万円から、ウェルスナビは10万円、楽ラップは10万円から投資が可能です。

不動産投資などでは数千万円単位のお金が必要ですが、このように少額から投資ができる魅力は素晴らしいですね。

 

自動積立はロボアドバイザー、投資信託共に対応

長期の積立を行うと上記のようにリーマンショック等の大きな下落があっても、平均的な値段で買い続けられるため有効です。

毎月の給料から少しずつコツコツと積立てると、将来大きな資金にすることができます。

自動的な積立ですが、投資信託、ロボアドバイザー共に対等しています。

どちらも無料で設定することができるため、自動的な積立を考えているかたには、どちらもおすすめの商品です。

手数料はロボアドバイザーの方がシンプル

投資信託の手数料はやや分かりにくいです。投資信託には次のような手数料が必要です。

購入手数料 購入時に1度支払う 0~3%程度
信託報酬 毎年支払う 0.2~2%程度
信託財産留保 売却時に支払う 0~3%程度

投資信託には上記の手数料が必要です。商品により手数料は異なります。

銀行や証券会社の窓口で購入すると、こういった手数料はかなり高めのものが多いです。購入手数料2%、信託報酬2%、信託財産留保1%というように高額に設定されているものが非常に多いです。

もし投資信託を購入検討しているのであれば、SBI証券や楽天証券などのネット銀行で購入した方が良いです。ネット銀行の方が手数料は安くお得に購入できることが多いためです。

対してロボアドバイザーの手数料は非常にシンプルです。

  • 手数料 年率1%

ロボアドバイザーの手数料は上記のみとなります。購入時や売却時の手数料は無料です。シンプルで分かりやすいのがロボアドバイザーの手数料の特徴です。

完全放置が可能なのはロボアドバイザー

本業がある忙しい社会人の方や投資にあまり興味がない人は、なるべく投資にかける時間を減らしたいですよね。投資に時間をかけずに自分の自由な時間を確保したいと思うのは当然です。

ロボアドバイザーであれば、最初に設定をしてしまえば投資については全てロボアドバイザーにお任せすることができます。

資産の状況もスマホで簡単に確認することができるため安心です。

 

対して、投資信託はほぼ放置は可能ですが、少し手間が必要です。というのも投資信託ではリバランスを行わないものがほとんどだからです。リバランスを自分で行うというのは、結構手間です。

どういった商品が、現在割安なのか?どれがお買い得なのか?ということも自身で考えていく必要があるため完全に放置というわけにはいきません。

元本はロボアドバイザーも投資信託も保証なし

元本の保証はロボアドバイザーも投資信託もないため注意が必要です。

当然ですが、株や債券は値動きがあります。こういった商品は元本を割り込む恐れがあります。元本保証の商品が良い、という方はロボアドバイザーや投資信託はやめておきましょう。

元本保証の商品は、銀行の定期預金や国債がおすすめです。ただし、利回りはかなり低いです。0.01%などが普通でロボアドバイザーや投資信託と比較すると利回りの魅力はかなり低くなります。

ロボアドバイザーや投資信託は元本が保証されていませんが、長期で保有することで長い目で見れば値上がりする可能性はある商品です。短期的には損失になることはありますが、長期的に運用して利益を目指していきましょう。

スマホアプリ対応はロボアドバイザーが有利。管理も簡単

スマホアプリで運用したいならロボアドバイザーがおすすめです。スマホのアプリで気軽に管理が可能です。積立額や運用の方針、運用状況などを簡単にチェックすることができます。

投資信託はどうしても管理画面が見づらく分かりにくい欠点があります。

ロボアドバイザーはNISAやidecoの利用ができない

ロボアドバイザーの弱点としては、NISAやidecoに対応していない点です。NISAやidecoを利用する場合は、投資信託を利用しましょう。

NISA、idecoを投資信託で運用し、さらにロボアドバイザーを組み入れる、という使い方をしている方もいます。これは個々の好みになりますが、より安定的に運用することができるため検討しても良いと思います。

投資信託は種類が多いため、初心者はどれを選べば良いか分からない

投資信託のデメリットは、商品が数千種類ある点です。一見良いようにみえますが、初心者の場合はどれを選べば良いかというのはなかなか判断がつきません。世の中の99%の投資信託は検討するに値しない粗悪なものが多いのも事実です。

ロボアドバイザーであれば運用会社は数種類程度で自分に合ったロボアドバイザーを選ぶことも比較的簡単です。具体的にいいますと、大手のウェルスナビやTHEO(テオ)を選んでおけばほぼ間違いはないでしょう。

ロボアドバイザーのメリット・デメリットまとめ

最後にロボアドバイザーのメリットとデメリットをまとめます。

デメリット

  • 元本保証がない
  • 手数料が必要

ロボアドバイザーのデメリットは元本保証ではない点、手数料が必要な点です。この2点はやむを得ないデメリットだと考えます。

 

メリット

  • 投資難易度が低い
  • 個別診断に対応
  • リバランスに対応
  • 自動積立に対応
  • 手数料がシンプル
  • 完全放置が可能
  • スマホアプリ対応
  • 管理がしやすい

ロボアドバイザーのメリットは上記の通りです。

 

 

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