楽天証券の楽ラップは10万円から始められるロボアドバイザーです。
でも楽ラップって本当に儲かるのでしょうか?
- 初心者だけど本当に大丈夫?
- 楽ラップを運用する前に評判を知りたい
- 楽ラップのメリット・デメリットは何?
- 楽ラップの実際の運用実績を知りたい
という方のために、本記事では楽ラップを実際に運用して、そのメリット・デメリットや運用実績についてまとめてみました。
楽ラップはロボアドバイザーで簡単運用ができる
楽ラップは10万円から始められるロボアドバイザーです。ロボアドバイザーは人工知能が投資する銘柄を選定し運用を行ってくれるものです。
投資者である私たちは、お金を定期的に積み立てる設定にしておけば、あとは楽ラップが運用してくれます。
一度設定すれば後は楽ラップにおまかせすることができるため、時間の節約に大いに役立ちます。
特に忙しいサラリーマンや主婦の方に人気が高く今後も投資者が増えてくることが予想されます。
楽ラップ2020年02月25日運用実績
10万円ほど投資をして現在は+9092円の利益となっています。+9%ほどでなかなかの成績を出しています!
それでは実際に運用してみて感じた楽ラップのメリットやデメリットなどについて解説していきます!
楽ラップのメリット
下落ショック軽減のTVT機能がある
楽ラップでは株式市場等に投資を行います。そのため、株式市場が大きく下落すれば、いくらAIの楽ラップと言えどダメージを受けてしまいます。
そこで、楽ラップにはTVTという機能が備わっています。
大きな下落を楽ラップが検出するとTVTが動作します。TVT機能が動作すると株式の比率を下げて、債券の量を増やします。
株価が下がると、債券は上がるという特徴があるため、下落のショックを低減することができます。
僕たち投資家が遊んでいたり、仕事していたりするときも楽ラップは市場をしっかりとチェックしてくれている安心感がありますね。
ただし、TVTは株価が上昇に転じた時にやや出遅れる場合があるため、注意が必要です。
TVT機能はON、OFFが自由にできるため、好きな方を選択しましょう。
ただ、個人的にはTVT機能は投資家の精神面を支えるという意味でもONにしておいた方が良いでしょう。僕はONにしています。
日本を中心に投資するため安心感がある
楽ラップは世界に投資を行っていますが、日本の投資が中心となっています。
ウェルスナビやテオといった楽ラップ以外の代表的なロボアドバイザーではアメリカを中心として投資を行っているため違いがありますね。
楽ラップでは日本への投資が中心ですから、日本に住んでいる私たちにとっては身近な存在と言えますね。
手数料が割安
楽ラップでは手数料は最大で年間0.99%です。
最大・・・?と思うかもしれません。実は楽ラップには2つの手数料計算方法があります。
- 成功報酬併用型
- 固定報酬型
という2つです。
成功報酬併用型は、利益が出れば出た分だけ多く手数料をもらうよ、というものです。
反対に固定報酬型は利益が大きく出ても手数料は一律だよ、というものです。
それでどちらの方式が良いか、という点ですが、おすすめは固定報酬型です。
それは、運用成績が年率2%を超えると固定報酬型の方がお得になるためです。
事実楽ラップを運用している人の70%は固定報酬型を選択しています。
初心者でも最適な運用方法をしてくれる
海外では義務教育の中に「お金の勉強」があります。しかし日本では義務教育で「お金の勉強」をすることがありません。
そのため、「投資」と聞くと二の足を踏んでしまう人も多いと思います。実際に投資をしようと思っても銘柄選びをしたりする方法もよく分からないし、どうやって運用していくかもいまひとつピンとこない人も多いのが実情です。
楽ラップは投資初心者でも簡単な質問に答えるだけで最適な運用方法を選んでくれます。
さらにAIが自動的に資産の運用を行ってくれます。
「何に」「どれくらい」「どのタイミングで」という判断を全てAIの楽ラップにお任せすることができるため初心者でも簡単に資産運用を行うことができます。
次の図をご覧ください。
お申込みを行えば、運用にかかわるあらゆる面倒ごとをお任せすることが可能です。
- リバランス
- 再投資
- 配分見直し
- TVT機能
などなど楽ラップにお任せして楽々本格投資ができるのは嬉しいですね。
楽ラップのデメリット
コース診断が少し複雑
楽ラップのデメリットの一つとしてコース診断が少し複雑だということが挙げられます。
ウェルスナビやテオの場合は6つ程度の質問に答えればコースを提案してくれますが、楽ラップの場合は、16個ほどの質問に答える必要があります。
これは少し面倒ですね。
NISAやidecoには非対応
投資で利益がでると、税金を支払う必要があります。投資の利益の税金を軽減する制度として、NISAやidecoといったものがあります。
しかし、残念ながら楽ラップではNISAやidecoには対応していません。今後も対応する見込みはないようです。
運用の変更回数に制限がある
ウェルスナビやテオでは運用コースの変更は自由にできますが、楽ラップでは運用コースの変更回数に制限があります。
- 積立の新規申込、変更、解除、増額、減額
- 運用コース
上記については1年間で12回までの変更が可能です。
これは他のロボアドバイザーと比較すると少し不便に感じることがあるかもしれません。
積立額をコロコロと変えたり運用コースを変えたりしていると、意外な落とし穴にはまるかもしれないため注意が必要ですね。
一気に儲けることができない
楽ラップは一気に儲けるような仕組みではありません。
- 一晩で一気にお金持ちになりたい
- コツコツとやるのは嫌だ
- 1年で資産を2倍にしたい!
こういった使い方には向いていません。
反対に・・・
- コツコツと積み立てをしたい
- 少しずつお金持ちになりたい
- 銀行の低金利に嫌気がさしている
こういった人には向いている投資方法といえるでしょう。
楽ラップは儲かるのか?大切なのは期待値!
楽ラップが儲かる原理は世界経済が成長するから
楽ラップは日本やアメリカなど世界の株や債券に幅広く投資しています。世界経済が今後も成長を続ければ、楽ラップも同じように資産が増えていくことでしょう。
世界経済は歴史的にずっと成長を続けてきた
世界経済は歴史的にずっと成長を続けています。
世界経済を左右する株式について1802年から現在に至るまで研究しているジェレミー・シーゲル教授によると今後も株式は成長し続けるだろうと言われています。
楽ラップはこういった株式や債券などを分散的に購入することでリスクを抑えて安定的に利益を出す、という方式で運用を行います。
そのため、短期的には損をするかもしれませんが、長期的にみれば儲かる可能性がある、ということです。
しかし、預金の価値の減り方が尋常じゃないですね・・・。物価が上がるため預金は徐々に価値が落ちていくということですね。実際に日本でも車などの物の値段ってどんどん上がっていますもんね。
実際の運用実績について【随時更新】
楽ラップの魅力は伝わりましたでしょうか?ということで早速楽ラップに入金して運用を開始しました。
楽ラップの運用実績について書いていきます。
楽ラップの運用成績1か月目
楽ラップを運用して1カ月が経過しました。やや積極型で10万円の入金でスタートします。
資産分配は上記の通りです。
1カ月経過で+426円という結果になりました。1カ月で0.4%程度の利益ですね。
まだまだスタートしたばかりですからこれから、これから!という感じですね。今後に期待です!
入金額が10万円ですから、もし100万円入金していたら+4260円かぁ・・・と思うと少し後悔もあります。でもやっぱり余裕資金で運用したいですからね。
楽ラップの運用実績10カ月目 2019年2月
楽ラップの運用実績10カ月目です。うーん、マイナスになっております。
世界へ投資している部分はなかなか良いのですが、日本株の成績がいまいちですね。
楽ラップは世界へ投資していますが、メインが日本株ですので日本の成長がないと、よい成績は出せないかもしれないです。
個人的には日本よりも世界の方が成長性を感じるため、世界に投資ができるウェルスナビの方が良いんじゃないか?と思っています。
ウェルスナビについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒評判のウェルスナビをやってみた結果損失が出た。運用実績報告
楽ラップの運用実績12カ月目 2019年4月
楽ラップの運用12カ月目にて資産価値が戻ってきました!今後はどうなるでしょうか・・・!?
こはり個人的には日本株が不要な気がしますね~。日本の比率が高すぎてパフォーマンスがなかなか出てきません。
楽ラップの運用実績2019年6月
楽ラップは現在-1071円です。マイナスになってしまいました!
これは米中貿易摩擦の影響が大きいと思います。
しかし、安い時は安く買えるチャンスですので、今後も継続して運用していきたいと思います。
楽ラップの運用実績2019年7月
7月地点で楽ラップは+179円となりました!世界経済の後退の懸念が和らいだことで株価は上昇しました
今後も期待していきたいと思います。
楽ラップの運用実績2019年9月21日
9月の成績ですが2418円の+となっています!いい感じです・・・!!
世界的に株式が上昇傾向で今後も継続的に投資していきたいと考えています。
楽ラップの運用実績2019年11月9日
楽ラップの成績は+4798円でさらに伸びています!
貿易戦争の懸念が後退して収益は大きく改善されています。
今後もさらに投資を継続していきたいと考えています。
なお、楽ラップの他にもロボアドバイザーは多くあります。最大手のウェルスナビとの比較記事もありますので、興味がある方はチェックしてみてください。